型抜き・エンボスプレス機で版画を制作!その1 道具編

ドライポイント制作 制作日記

その1 道具編

必要な道具

銅版画を作ろう―版画技法入門講座
渡辺 達正 (著)

手順や必要なものが書いてあります。

ドライポイント以外も掲載されていて良書。
ドライポイントや版画のことよくわからない人は
絶対買ったほうが良いです。

プレス機

SIZZIX BIG HOT(シジックス ビッグショット)
今回の肝。

要は圧をかけながら版と紙が動けばいいわけです。圧は挟む紙やフェルトなどそして付属の厚みを調整する台で変えられます。

本来の使い方は紙などに圧力をかけて凹凸をつくるためのものです。

アルミ板またはプラ板

現在はアルミ板は0.3mmのみ、プラ版は0.3mmと1.0mmで成功。
プレス機に挟まれば厚みは多分もう少し厚みがあっても大丈夫だと考えています。0.3mmより薄いのはやりづらいと思います。

アルミ板はホームセンターで、プラ版はAmazonか模型店にて購入しました。

ニードル

絵を描画する道具。これで引っ掻いて描画します。
私は世界堂で2種類位安いのを買いました。種類は良くわからないので適当です。

版画用紙

こちらも種類とか良くわからないので世界堂で版画用紙と書いてある紙を買いました。
W 135 x H 195 mm に切って使っています。

新聞紙

紙を湿すのに使う。他にインク拭ったり使いみち色々。

 
霧吹き

新聞紙を湿すのに使います。版画用紙の方にも霧吹きしてしまえば早い気もしますが、どうなんでしょう。100均のもので十分です。

 
ゴミ袋

割いて、新聞紙と版画用紙を湿したものを乾燥しないように挟むのに使います。私はとりあえず45L使ってます。

 
ラシャ紙

上記の本に書いてある「クッション材に使う紙」。良くわからないので、版画用紙の上と下に敷いています。

本には他に同じ用途で「フェルト」もあります。

このラシャ紙は色付きにしたほうがいいかなと考えています。版画用紙と見分けるのに簡単だからです。

インク (油性または水性)

おすすめは油性です。


インクを練る用のヘラ

右みたいなヘラのうち1本あれば十分。ホームセンターか100均のお菓子コーナーのヘラで十分だと思います。

インクの練台

本当は大理石の板だったりするようですが、100均のペラペラのまな板でやってます。

ベンジン

油性インクの溶剤。実はまだ持っていません。多分油性インクの粘度の調整や掃除に使うものと思われます。薬局で買えるらしいです。これから買う予定です。

ローラー(100mm幅)

世界堂で購入。
版のサイズが小さければ百均のケーキ用のヘラとかでもできるかもしれません。本にあるよく曲がるシリコンの板は見つけられませんでした。

寒冷紗

ローラーでのせたインクをざっくり拭き取る布。

→のような目の粗いゴワゴワした布。農作業用でもあるので、そっちのほうが大量で安いかもしれません。
しかし色は白い方が汚れが見えて便利だと思います。
世界堂で購入。しかし農作業用はホームセンターで売っていたと思います。

人絹(別名レーヨンという生地)

ローラーでのせたインクを寒冷紗よりさらに拭き取る布。

意外と売ってません。しょうが無いので「人絹 ハギレ」というワードで検索し、着物の古布のハギレに行き着きました。良いのあったら教えてください。

パネル

刷った版画がしわしわにならないように、この木の板に水張りテープを使って貼り付けて乾かす用です。

ある程度大きいものを買った方が、大量に刷っても乾燥できます。

水張りテープ

最終的に捨てちゃうので、別に何色でもかまいません。

*世界堂とは新宿にある大きな画材屋のことです。

>> その2 描画編・その3 準備

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