BEAUTY AND BEAST
バイトの時にふと目にとまった林がこの作品の始まりでした。 その木の枝は「美女と野獣」に出てくる、まるでビーストのような、一種の異様な佇まいを感じさせていました。
そして、あの佇まいが出せるのは直感的に鉄だと感じました。しかし、恐ろしい姿のビーストが「ビューティーを守りたい。」と考え、ビューティーもそれを理解している事を伝える雰囲気は、ただ立体としてあるだけでは茶番になってしまうように思えました。
そこで思いきって平面にしょうと思ったわけです。
しかし鉄の案も捨てずらく結局、爪を鉄で、ビューティーの美しい手は人間から型取りで、そしてそれを撮影し、Macで合成・雰囲気づくりという方法をとりました。