鈍色の微笑み ( にびいろのほほえみ)
針金でできた人体に包帯がぐるぐる巻いてあります。
これは個人的にすごい気に入ったモデルの方がいて、その人自体にもかなり制作にインスピレーションをもらいました。
ちなみにタイトルの"鈍色"とはコンクリート打ちっ放しの壁のような色で、病院とか研究所みたいな雰囲気を連想させられます。よくミイラとか言われますがそうではありません。まあ、作品は観た人一人一人が想うものだから聞き流してもらってもかまわないのですが・・・。作者の意図としては、負の暗い美しさを表現したつもりです。