ケルビムの子

ケルビムの子

形的には胎児の形をしています。理科室のホルマリン浸けを想像しながらつくりました。木を素材に選んだのは、木の質感が一番人間の質感に近いかなと思ったからです。この子は私の通り過ぎてきた、いろいろな生活?経験?人生(というとおおげさか?)から産まれてきた子です。ほんとに私の個人的な想いがつまった作品です。

日芸の学祭の時は、1畳程の黒い小屋をつくり赤い照明をつけて、「EVA」の音楽やセリフをながして展示してみました。「EVA」っぽいと言われるの承知であえてやったのですが、自分の中にあるイメージを醸し出すためには間違ってなかったと思います。しかし「EVA」も好きです。

素材: 楠

サイズ: h300x w180x d230mm

個人蔵

1997

  • ケルビムの子 オン
  •  鈍色の微笑み オフ
  •  夏の憂鬱 オフ

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